カートリッジ式の1液性と、 缶に入っている2液性の違い

コーキングには、ホームセンターなどに売っているカートリッジ式の1液性と、
缶に入っている2液性の2つがございます。
この2つには、このような特徴がございます。







・1液性のコーキング

全て最初か全てが混ぜ合って配合されているカードリッジ式のコーキング材です。
封を切るだけで、使う事が出来るコーキングです。
その為、素人さんでも簡単に使う事が出来るコーキングは、こちらの1液性です。
ホームセンターに売っているので、気軽に手に入れる事が出来ます。



・2液性のコーキング

主剤と副材の2つに分かれており、施工前に2つを撹拌機で混ぜ合わせて使います。
専用の攪拌機が必要となるので、素人さんでは扱う事は不可能と言えますので、
プロ向きのコーキングとなります。


カラーマスターが付いているので、理想のコーキングの色を作る事が出来ます。
ただし、カラーマスターは基本の色しか在庫していない事が多いので、
特殊な色にしたい場合はカラーマスターが特注になってしまいます。


カラーにもよりますが、およそ3週間かかってしまう事が大半です。
その為、時間を要する事をあらかじめ考慮した上で注文すると良いでしょう。






この2つのコーキング材料としての特性の違いは、
2液性の方が圧倒的に劣化しにくいという部分です。
その為、一般的に外壁工事でプロが使うコーキングは、2液性を使う事が殆どです。
特に外壁は紫外線により劣化が激しいので、2液性を使う事を強くオススメします。



外壁に充填する事にオススメなコーキングは、変性シリコンシーリングです。
シリコンは塗料が乗りませんが、変性シリコンは塗料を乗せる事が出来ます。
その為、無塗装版のサイディングやALCに使う事も出来ます。
防カビ材が含まれている事も多い材料ですので、外壁にはとても適したコーキングと言えます。



また、もう1つ注目してほしいのが、F☆☆☆☆のコーキング材とプライマーを採用する事です。
今のコーキング材は、殆どがF☆☆☆☆です。


業者さんが選定するコーキング材料は、ほぼF☆☆☆☆の材料です。
しかし、DIYで行おうと材料を手に入れた場合、
購入したルートによりF☆☆☆☆じゃないコーキング材料に出会ってしまう事があります。


プロはすぐに解って使用を避けるのですが、
素人さんがDIYで使う際は材料に詳しく無ければ気が付かない部分でもあります。
接着機能がある材料や塗料関係の材料を選ぶ際には、
F☆☆☆☆の材料を必ず選ぶ事が鉄則です。


使わない理由は無いので、必ず選定するようにしなければなりません。
見えやすい部分に必ず表示してありますので、必ず確認しましょう。





これらの事を踏まえると、コーキングという作業は簡単そうに思えても、
とても難しいという事が理解できると思います。
目地に充填してヘラ押えするだけの簡単作業に聞こえがちですが、
材料選びから施工までとても厄介で面倒な工事です。
防水性と安全性をきちんと高める為に適した材料と施工を行う為には、
コーキング施工はDIYではなくプロにお任せする事を強くオススメします。
プロを探すには「防水工事 名古屋」などで検索すると
お住まいの地域のプロを探すことができます。



次回:うっかり盲点!こんなところにも必要なコーキング

塀のコンクリート部分にコーキングを使ってほしい理由

コーキングといえば、建物だけに使う材料ではございません。


コーキングの素晴らしいワーキングジョイントの柔軟さは、
他の部位にも活用すべき作用です。
建物の次に使ってほしい部分は、コンクリート塀です。






コンクリートの塀は全てコンクリートで固められているので、とても強固です。
強固なのは良い事ですが、動きに柔軟では無い大きなデメリットがございます。


鉄筋が入っている部分はコンクリート厚が薄いので、
強固なコンクリートに何らかの動きが生じてしまうと、
鉄筋が入っている位置にヒビが入ってしまい目立ってしまいます。


このヒビを目立たせないように、コンクリート塀に適した間隔に目地を設けます。
目地を設ける事で目地部分が弱くなるのでヒビが逃げるようになり、
その部分にコーキングを充填する事でコーキングの内側の
コンクリート部分に亀裂が入るので、見た目的にヒビが目立たなくなります。


この原理を活用されている業者さんは沢山いますが、
まだまだその素晴らしい原理に気付いていない業者さんも多いようです。
この方法を取ると、コンクリート塀に必ず出来てしまうヒビを目立たなくさせる事が出来ます。






目地を設ける間隔は、2m程度が適切な間隔と言えます。
コンクリート打設前に、目地にしたい場所に目地棒を型枠の内側に取り付けます。


GLから100㎜程下まで目地を作ると、多少地盤沈下しても
適切に目地を活用する事が出来ます。


基礎下まで全ての高さに目地を設けてもOKですが、
見えない部分に作っても意味が無いので、不要と言えます。


コンクリート打設後、適切な養生期間を終えた後に型枠を剥がすと、
コンクリートに目地が出来ております。


その部分に、コーキングを充填します。
塀のコンクリートは砂ぼこり等で汚れが目立つ環境ですので、
変性シリコン等の汚れに強いコーキングを採用しましょう。


変性シリコンコーキングは後に塗料を乗せる事も可能ですので、
扱いやすく適したコーキングと言えます。






コンクリート塀の上にフェンスなどを設ける場合は、
フェンスの支柱の箇所ごとに目地を設けます。


理由は、フェンスの支柱部分が埋まっている部分は、
コンクリートが薄くなっているので、力が逃げやすく
亀裂が入りやすい性質がございます。


その部分に目地を設けてコーキングをする事で、
目地部分にひびが逃げるので見た目的にひびが目立つ事がございません。






コンクリート塀にはコーキングを上手く活用する事で、
カッコ悪いヒビが無い綺麗な塀を保つ事が出来ます。


コンクリート塀やフェンスの工事を行う場合は、
この部分に注目して行うと万全なコンクリートを作る事が出来ます。






また、同じ原理で考えると、建物の基礎部分にも目地とコーキング充填で、
余計なヒビを目立たなくさせる事が出来ます。


建築に使うコンクリートは土木と比べると薄いので、
亀裂が生じやすくなってしまいます。


薄い空間の中に鉄筋を組んで入れるので、
ますます亀裂が出来てしまう要素満載になってしまいます。


そんな薄いコンクリートには、わざと力が逃げる部分を
作る事で上手く解決させる事が出来ます。




適切なコーキング業者を選定する方法続き

適切なコーキング業者を選定する方法の続きです。






・工事前に見積りを出してくれる
工事前に見積書を出してくれる事は当たり前の事なのですが、
残念ながら出来ていない業者も多くいるようです。


工事前には「この程度の金額」と口頭で伝え、
工事が終わってから請求書を持ってくる業者が居ます。


その為、事前の金額と差が出てしまう事もあり、
後々揉めてしまう事がございます。


建物全てをコーキング工事するのは大きな金額になるので、
必ず事前にしっかりとした金額を把握してから頼む必要がございます。


それが出来なく施工後じゃないと確実な金額が
出せないという業者は、信用出来ません。


また、途中で追加が発生した場合でも、
確実な追加金額を事前に聞いてから工事を進めてもらいましょう。


建築工事は1個1個が大きな金額になる事がございますので、
業者頼みにせずにお客様の方で逐次把握するようにする事が大事となります。



・見積書の内容が適切
見積書の内容は一式ではなく、
細かく見積書の中身が記載されている業者を選びましょう。


小さい工事ですと、m計算や㎡計算では金額が合わなくなるので、
一式になってしまう事もございます。


しかし、建物1つの外壁全体のコーキング工事は大きな数字になるのに、
一式計算になる事なんてあり得ません。


業者は1から計算して金額を出して、それに似合った見積りをお客さんに
持ってくるので、事前に計算が存在して当たり前です。


建物全てのコーキングを行うのに一式見積りしか出さない業者は、
専門業者としては残念ながら力が乏しい業者と言えます。



・訪問販売業者には頼まない
訪問業者ではなく、信頼できる業者に依頼しましょう。
信頼できる業者の情報に乏しい場合は、近所や知り合いに聞いて
信用できる業者を選んで自ら依頼しましょう。


訪問業者は仕事が取りたい一心で訪問しているので、
施工に乏しい業者が多い傾向がございます。


特にコーキングは防水ですので、施工に確実性が求められます。
その為、信頼できる業者に頼まなくてはいけません。






このように、コーキングは防水ですので、
適切な工程と業者選びがとても大事となります。
防水は家を守ってくれる、大切なパーツです。
建物を丈夫にする為に、業者選びは慎重に進めるようにしましょう。



次回:塀のコンクリート部分にコーキングを使ってほしい理由

適切なコーキング業者を選定する方法

コーキングは、建物の防水性を高める事が出来る、とても重要な工事となります。
その為、プロのコーキング業者に頼む際は、慎重に選ばなくてはいけません。


適切な業者の選定方法は、以下を網羅した業者に
依頼する事をオススメします。






・下請けに出さない
プロの業者に頼む場合は、自社職人を使って施工を
行う業者を選定しましょう。


下請けさんに当たり前のように出してしまう業者は、
責任感が無く良い仕事が出来ない場合がございます。



・役所工事を行っている
役所の工事を行っているコーキング屋さんは、
材料や施工方法に物凄く詳しい業者が大半です。


役所工事のコーキング工事は一般的な民間のコーキング工事との
基準が違ってとても厳しいので、より良く慎重なコーキング工事が
出来る業者さんばかりです。


役所工事を行っているコーキング業者に依頼すると、
放っておいても適切な良い仕事をしてくれるほどです。


何を聞いても詳しく教えてくれるほど勉強をしている業者ばかりですので、
とても安心してお任せする事が出来ます。



・雨漏りを起こしていない
雨漏りを起こしているような業者は、
コーキングの施工技術が良くない証拠です。


職人さんには癖がございますので、
同じように雨漏りを起こしてしまう可能性がございます。
そのような業者は、絶対に避ける様にしましょう。



・万が一の保障の際にスムーズ
コーキングは防水ですので、
万が一不具合が起きると補償問題が適用します。


保障の件を質問されて瞬時に回答が出るような業者は、
とても信用出来る優秀な業者と言えます。


そんな大事な事が瞬時に答えられない業者さんは、
残念ながら信用性に掛けます。




次回:適切なコーキング業者を選定する方法続き

外壁塗装の際にコーキング施工も行ってほしい理由

リフォームで外壁塗装を行う場合は、
コーキング施工も一緒に行うべきと言えます。
その理由は、これらが挙げられます。






・仮設費の節約
外壁を全面塗装する場合は、外部足場を全面に設立します。
別途にコーキング施工を行う時にも外部足場は絶対に
設立しなければならないので、バラバラに行うと
外部足場の料金が2重にかかってしまいます。


足場というのは意外とお高く、業者さんにより様々ですが
一般的な住宅の建物として計算すると130,000~200,000円程度となります。


意外と大きなこの仮設金額を、外壁塗装とコーキングの際に
合計2回も支払うのは大きな無駄と言えます。


無駄だからと言って、どちらかの工事をはしご等で
行う事は絶対にオススメ出来ません。


はしごは危険を伴いますし、万度に施工を行う事が絶対に出来ません。
必ずムラと手抜きが生じてしまいますので、絶対に良くありません。



・外壁塗装とコーキングをバラバラに行うと色の誤差が出る
外壁塗装をする場合は、外壁全面を塗装する場合が殆どです。
その為、後からコーキング施工を行うと、
外壁コーキングとの色の誤差が発生してしまいます。
見た目的に割り切れば問題ございませんが、
大抵の方の目には目立って見えてしまいます。
せっかく大金をかけてリフォームしているのに、
見た目を乏しくさせてしまうなんて絶対にあってはいけません。



・外壁塗装をするタイミングは、コーキングも劣化
外装塗装をするタイミングの大半は、10年程度です。
外部のコーキングも寿命は10年程度ですので、タイミングがほぼ同じと言えます。
その為、同じ頻度に一緒にリフォームをする事がとても望ましいです。



・大掛かりなリフォームの苦痛を1度で済ませる事が出来る
外壁の全面リフォームは、足場に囲まれてしまうので意外と苦痛に感じます。


家の中が暗くなってしまうので、不快に感じてしまいます。
塗装は独特の臭いを発してしまい、コーキングも独特の臭いを発してしまいます。






更に、ご近所さんにも苦痛を与えてしまうので、
そんな事をわざわざ分けて2度も行う必要はございません。
建築工事は大きなお金がかかってしまう事ですので、
なるべくスマートに終わらせる事がとても理想的です。

コーキングを全面打ち直して塗装を全面に行う事は、
建物をいつまでも長持ちさせて使う事に大きな影響を与えます。
建物の寿命を高める為、工費を少しでも削減する為には、
外壁塗装とコーキング工事を必ず一緒に行うようにしましょう。




次回:適切なコーキング業者を選定する方法

コーキングの正しい工程の続き

コーキングの正しい工程の続きです。

・コーキング充填
1液性の場合は、ノズルの先を切りシーリングガンに装着します。
2液性の場合は、事前に材料を合わせて専用の攪拌機にて
既定の時間通りに撹拌を致しますます。


通常は、充填前の工程の際に平行して撹拌を行い、
コーキング充填の施工の際に使えるように準備をしておきます。
撹拌したコーキング材料は、1日で使い終わるようにしなければなりません。


専用のカードリッジに撹拌したコーキングを入れて、充填に使います。
気泡が入らないよう、目地底部から丁寧に素早く充填していきます。


この時、きちんと目地底部から隙間なく充填していく事が、
想像以上にとても大変です。


簡単に行っているように見えますが、プロのコーキング屋さんは
その辺を注意しながら充填しております。



・ヘラ押え
コーキング材の表面の皮張りは想像以上に早く、
特に夏場はすぐ表面が硬くなってしまうので、早めに行います。


ヘラ等を使って、コーキング材を目地底分の押し込むような感じで表面を抑えていきます。
外壁に凹凸がある場合は、その凹凸に合わせてヘラを走らせる事がポイントです。



・マスキングテープ撤去
コーキングの表面の皮張りが起きる前に、速やかにマスキングテープを取り除きます。
マスキングテープの粘着を残さないようしなければならないので、
早めに取り除くようにしましょう。






ここまでの工程が、一般的なコーキングの施工方法の流れです。
表面硬化は2~3時間でおきますが、コーキングの中まできちんと
硬化するまでは24時間程かかります。


その間は、絶対に触れないように注意しましょう。
また、表面硬化すると水に当たっても問題ありませんので、
万が一雨が降っても全く問題はございません。



施工環境の温度ですが、5℃以上50度以下と決まっております。
50℃以下になる事は今の日本ではありえませんが、
5℃以下になった場合は暖房養生等の適切な養生の上で
5℃以上を保つようにしながら施工しなくてはいけません。


コーキングの幅には限度があり、35㎜以下の溝(幅)以下にしか打つ事が出来ません。
35㎜以上の幅の場合は、他の材料で幅を狭くし
コーキング充填を行うようにしなければなりません。



これらの工程は、1つでも抜けていると万度なコーキングにはなりません。
慣れていない方には、とても苦痛で大変な作業です。


目地の底からきちんと充填されていなければ効果を発揮しないので、
日曜大工感覚で行うと上手くいかないでしょう。


コーキングは必ず、プロの防水屋さんに行ってもらう事を強くオススメします。
コーキングは外部の水の浸入をブロックしてくれる
頼りにしなければいけない部位ですので、確実な施工で建物を長持ちさせましょう。




次回:外壁塗装の際にコーキング施工も行ってほしい理由

コーキングの正しい工程

コーキングは凄く簡単に思えるかもしれないですが、
ただ溝にコーキング材を充填するだけではなく、適切な工程がございます。


この適切な工程を行う事で、正規のコーキング施工となり意味を大きくなします。
コーキングを外壁に使う事は、建物を守ってもらうために非常に重要な事です。
コーキング施工のプロセスとポイントを、ご紹介します。







・既存コーキングの撤去(打ち替えの場合)
コーキングを打ち替える場合は、既存の全てのコーキングを撤去します。
カッターを用いて切れ目を入れて、ペンチなどでしっかりと剥がします。
既存コーキングを一切残さずに綺麗に取り除く事が、
コーキング打ち替えを綺麗に快適に行う事への大きなカギとなります。



・乾燥及び清掃
乾燥していなくては、施工をしてはいけません。
目地が乾燥しているのを確認した上、目地をブラシや刷毛、布等により清掃を行います。



・ボンドブレーカー若しくはバックアップ材を充填する
コーキングは、目地底の1面を接着させない2面接着が基本です。
3面接着にすると、すぐコーキングが劣化してしまいます。
3面接着を避ける為に、コーキングの形状を確保できるように
バックアップ材を充填します。
サイディングの目地底には最初からボンドブレーカー(絶縁テープ)を
施している事が大半ですが、無い場合はボンドブレーカーやバックアップ材を充填します。
目地底に似合った物を使い、接着剤が付いている物は1㎜程小さい物を、
接着剤が付いていない物は1~2㎜大きい物を充填します。
動きが少ないと断定できる部分のみ、3面接着にする事が可能になります。



・マスキングテープ張付け
マスキングテープは、プライマーやコーキング材のはみ出しや付着を
防止する為に、必ず張付け致します。
マスキングテープは、通常マスキングテープと言われている物を使います。
代用品でガムテープ等を使う事は、用途として逸脱しているのでオススメできません。
マスキングテープの選定や張付け方によりコーキングの見た目の精度が
代わりますので、とても重要です。



・プライマー塗布
使用するコーキングに適したプライマーを、
刷毛を使用してまんべんなく塗布します。
乾燥時間はメーカーにより異なりますが、
通常は30分以上8時間以内に次の工程に移る事が原則とされております。
8時間以上経過した場合は、再度塗布しなければなりません。
また30分以上のオープンタイムは、必ず守らなくてはなりません。
プライマーの効果を発揮させる為にオープンタイムは必要であり、
接着性を担う成分がコーコング被着部分の表面に塗膜化される事で、
コーキング材との密着を高める事が出来ます。
プライマーには使用期限があり、製造年月日より6ヶ月以内の物を
使わなくてはいけないと決まっております。
6ヶ月以上経ってしまったプライマーは効果をなさないので、不採用としましょう。




次回:コーキングの正しい工程の続き

内壁のビニールクロスとの入隅や建具廻り

内壁のビニールクロスとの入隅や建具廻りとの取り合いにも、
コーキングを施します。


ここで使うコーキングは一般のコーキングとは違い、
防水性や防汚性というよりは、構造材の伸縮により入隅等の
取り合いが開いてしまった場合、充填をして目立たなくさせる
という使い方となります。


よく使われる物が、ジョイントコークという物です。
値段は500円程度で、ホームセンター等でも簡単に手に入れる事が出来ます。


素材はアクリル系で、外部に使うには素材的に乏しい性質があるのですが、
伸縮性に富んでいるので内壁の隙間に入れると効果的に力を発揮してくれます。


多少の構造材の動き、揺れの小さい地震等に対応してくれるので、
入隅が開いてカッコ悪くなる事も防ぐ事が出来ます。


壁紙屋さんが内壁の入隅や木製建具との取り合いに、
スーッと入れて綺麗に納めてくれます。


以前は白とクリーム、ブラウン、ブラック位のカラーしかございませんでしたが、
今はカラーバリエーションもとても富んでいるので、
様々な内壁材の色や雰囲気に合わせる事が出来るようになりました。


この壁紙に入れるコーキングは素人さんでも入れやすいので、
ご自宅の壁紙に隙間が生じたら業者さんをわざわざ呼ばずに
ご自分でも簡単に行う事が出来ます。


ジョイントコークを充填した後、濡れた雑巾やスポンジで
上をスーッと撫でると綺麗に納まりますのでとても簡単です。
ご自分で行う事で、常に綺麗な壁紙の状態を保つ事が出来るようになります。






このように、内壁にもたくさんコーキングをすべき部分がございます。
上手に活用すると快適な室内を作る事が出来ますので、
是非コーキングを上手く活用しましょう。
水の浸入を防ぐだけで、建物の寿命を大幅に増やす事が出来ますので、とても重要な事です。




次回:コーキングの正しい工程

外壁の隙間(溝)のコーキング

外壁の場合は隙間(溝)の中には必ず底がありますので、
そのままコーキングを充填する事が可能です。


室内で打つコーキングの部位は、隙間(溝)の裏側が
空洞になっている場合が大半ですので、底がございません。


その為、バックアップ材を入れて底を作った後にコーキング充填を行います。
バックアップ材とは、発泡系の細い筒状になったひも状の物や、
四角い断面になったひも状の物であり、形は様々です。


太さや細さも様々あり、目地の太さより1~2㎜程少し太めの物を選んで、
へらなどを用いて目地の奥に詰め込みます。
バックアップ材を入れた事で底が出来るので、
きちんとコーキングを充填する事が出来る様になります。


バックアップ材を適切に入れるとなると、
素人さんでは大変な作業となってしまいます。
室内のコーキング充填は、プロに頼む事をオススメします。
室内のコーキングは想像する以上に面倒で難しいので、
出来そうで出来ない作業と言えます。






リフォームで水廻りにコーキングを施した場合、
水廻りが使えない時間帯が出来てしまうのが難点です。


コーキングは、一般的に2~3時間で表面硬化していきます。
その為、表面硬化がしてきた2~3時間後に状態を確認した上で、使いましょう。


コーキング施工した部位に水がかかる位は問題ございませんので、
直接触れないように注意して使いましょう。


もしも完全硬化前のコーキングに直接触れて形が変わってしまったら、
その部分は取り除き再度充填しなければなりません。


完全硬化の前にコーキングに触れて形が変化してしまうと、
目地底に空洞が発生してしまう場合があり、
耐久性が低下してしまう事がございます。


表面上見た目には何でもないように見えても、
中身に問題が生じている場合がございます。
必ず綺麗に取り除いて、充填し直しましょう。




次回:内壁のビニールクロスとの入隅や建具廻り

うっかり盲点!こんなところにも必要なコーキング

コーキングといえば外部の目地にばかり目が行ってしまいますが、
室内にも必要な個所は沢山ございます。
これらの部位には、コーキングが必ず必要となります。






・キッチンと壁の取り合い
・洗面台と壁との取り合い
・浴室の各部位と取り合い
・その他、各家具や備品類と壁との取り合い






水廻りの備品との取り合いに設けるべき理由は、
水の浸入を防ぐ為に充填します。


水廻りでは無い部分との取り合いに設けるには理由は、
汚れ等の浸入を防ぐ為に充填します。



このように、外部だけじゃなく内部にもコーキングはとても必要であり、
新築の建物には使われない事が有り得ない程、コーキング施工は行われております。


屋内は紫外線等の外的刺激からの影響が低いので、
1液性のコーキングを選定する事が大半です。
種類は、シリコンやウレタン系を使う事が多いです。






室内で使うコーキングは刺激が少ないので、
外部と比べると長持ちする傾向がございます。


水廻りであっても、20年は持つと言われています。
外部のコーキングが10年程と言われているので、
室内は約2倍は持つという計算になります。


ただし、常時水がかかる部位に関しては、
コーキングの劣化というよりも湿気の影響でカビなどの
微生物を発生させてしまうので、汚くなり取り替えなくては
ならなくなる事がございます。




次回:外壁の隙間(溝)のコーキング