コーキングの正しい工程

コーキングは凄く簡単に思えるかもしれないですが、
ただ溝にコーキング材を充填するだけではなく、適切な工程がございます。


この適切な工程を行う事で、正規のコーキング施工となり意味を大きくなします。
コーキングを外壁に使う事は、建物を守ってもらうために非常に重要な事です。
コーキング施工のプロセスとポイントを、ご紹介します。







・既存コーキングの撤去(打ち替えの場合)
コーキングを打ち替える場合は、既存の全てのコーキングを撤去します。
カッターを用いて切れ目を入れて、ペンチなどでしっかりと剥がします。
既存コーキングを一切残さずに綺麗に取り除く事が、
コーキング打ち替えを綺麗に快適に行う事への大きなカギとなります。



・乾燥及び清掃
乾燥していなくては、施工をしてはいけません。
目地が乾燥しているのを確認した上、目地をブラシや刷毛、布等により清掃を行います。



・ボンドブレーカー若しくはバックアップ材を充填する
コーキングは、目地底の1面を接着させない2面接着が基本です。
3面接着にすると、すぐコーキングが劣化してしまいます。
3面接着を避ける為に、コーキングの形状を確保できるように
バックアップ材を充填します。
サイディングの目地底には最初からボンドブレーカー(絶縁テープ)を
施している事が大半ですが、無い場合はボンドブレーカーやバックアップ材を充填します。
目地底に似合った物を使い、接着剤が付いている物は1㎜程小さい物を、
接着剤が付いていない物は1~2㎜大きい物を充填します。
動きが少ないと断定できる部分のみ、3面接着にする事が可能になります。



・マスキングテープ張付け
マスキングテープは、プライマーやコーキング材のはみ出しや付着を
防止する為に、必ず張付け致します。
マスキングテープは、通常マスキングテープと言われている物を使います。
代用品でガムテープ等を使う事は、用途として逸脱しているのでオススメできません。
マスキングテープの選定や張付け方によりコーキングの見た目の精度が
代わりますので、とても重要です。



・プライマー塗布
使用するコーキングに適したプライマーを、
刷毛を使用してまんべんなく塗布します。
乾燥時間はメーカーにより異なりますが、
通常は30分以上8時間以内に次の工程に移る事が原則とされております。
8時間以上経過した場合は、再度塗布しなければなりません。
また30分以上のオープンタイムは、必ず守らなくてはなりません。
プライマーの効果を発揮させる為にオープンタイムは必要であり、
接着性を担う成分がコーコング被着部分の表面に塗膜化される事で、
コーキング材との密着を高める事が出来ます。
プライマーには使用期限があり、製造年月日より6ヶ月以内の物を
使わなくてはいけないと決まっております。
6ヶ月以上経ってしまったプライマーは効果をなさないので、不採用としましょう。




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