コーキングの正しい工程の続き

コーキングの正しい工程の続きです。

・コーキング充填
1液性の場合は、ノズルの先を切りシーリングガンに装着します。
2液性の場合は、事前に材料を合わせて専用の攪拌機にて
既定の時間通りに撹拌を致しますます。


通常は、充填前の工程の際に平行して撹拌を行い、
コーキング充填の施工の際に使えるように準備をしておきます。
撹拌したコーキング材料は、1日で使い終わるようにしなければなりません。


専用のカードリッジに撹拌したコーキングを入れて、充填に使います。
気泡が入らないよう、目地底部から丁寧に素早く充填していきます。


この時、きちんと目地底部から隙間なく充填していく事が、
想像以上にとても大変です。


簡単に行っているように見えますが、プロのコーキング屋さんは
その辺を注意しながら充填しております。



・ヘラ押え
コーキング材の表面の皮張りは想像以上に早く、
特に夏場はすぐ表面が硬くなってしまうので、早めに行います。


ヘラ等を使って、コーキング材を目地底分の押し込むような感じで表面を抑えていきます。
外壁に凹凸がある場合は、その凹凸に合わせてヘラを走らせる事がポイントです。



・マスキングテープ撤去
コーキングの表面の皮張りが起きる前に、速やかにマスキングテープを取り除きます。
マスキングテープの粘着を残さないようしなければならないので、
早めに取り除くようにしましょう。






ここまでの工程が、一般的なコーキングの施工方法の流れです。
表面硬化は2~3時間でおきますが、コーキングの中まできちんと
硬化するまでは24時間程かかります。


その間は、絶対に触れないように注意しましょう。
また、表面硬化すると水に当たっても問題ありませんので、
万が一雨が降っても全く問題はございません。



施工環境の温度ですが、5℃以上50度以下と決まっております。
50℃以下になる事は今の日本ではありえませんが、
5℃以下になった場合は暖房養生等の適切な養生の上で
5℃以上を保つようにしながら施工しなくてはいけません。


コーキングの幅には限度があり、35㎜以下の溝(幅)以下にしか打つ事が出来ません。
35㎜以上の幅の場合は、他の材料で幅を狭くし
コーキング充填を行うようにしなければなりません。



これらの工程は、1つでも抜けていると万度なコーキングにはなりません。
慣れていない方には、とても苦痛で大変な作業です。


目地の底からきちんと充填されていなければ効果を発揮しないので、
日曜大工感覚で行うと上手くいかないでしょう。


コーキングは必ず、プロの防水屋さんに行ってもらう事を強くオススメします。
コーキングは外部の水の浸入をブロックしてくれる
頼りにしなければいけない部位ですので、確実な施工で建物を長持ちさせましょう。




次回:外壁塗装の際にコーキング施工も行ってほしい理由