塀のコンクリート部分にコーキングを使ってほしい理由

コーキングといえば、建物だけに使う材料ではございません。


コーキングの素晴らしいワーキングジョイントの柔軟さは、
他の部位にも活用すべき作用です。
建物の次に使ってほしい部分は、コンクリート塀です。






コンクリートの塀は全てコンクリートで固められているので、とても強固です。
強固なのは良い事ですが、動きに柔軟では無い大きなデメリットがございます。


鉄筋が入っている部分はコンクリート厚が薄いので、
強固なコンクリートに何らかの動きが生じてしまうと、
鉄筋が入っている位置にヒビが入ってしまい目立ってしまいます。


このヒビを目立たせないように、コンクリート塀に適した間隔に目地を設けます。
目地を設ける事で目地部分が弱くなるのでヒビが逃げるようになり、
その部分にコーキングを充填する事でコーキングの内側の
コンクリート部分に亀裂が入るので、見た目的にヒビが目立たなくなります。


この原理を活用されている業者さんは沢山いますが、
まだまだその素晴らしい原理に気付いていない業者さんも多いようです。
この方法を取ると、コンクリート塀に必ず出来てしまうヒビを目立たなくさせる事が出来ます。






目地を設ける間隔は、2m程度が適切な間隔と言えます。
コンクリート打設前に、目地にしたい場所に目地棒を型枠の内側に取り付けます。


GLから100㎜程下まで目地を作ると、多少地盤沈下しても
適切に目地を活用する事が出来ます。


基礎下まで全ての高さに目地を設けてもOKですが、
見えない部分に作っても意味が無いので、不要と言えます。


コンクリート打設後、適切な養生期間を終えた後に型枠を剥がすと、
コンクリートに目地が出来ております。


その部分に、コーキングを充填します。
塀のコンクリートは砂ぼこり等で汚れが目立つ環境ですので、
変性シリコン等の汚れに強いコーキングを採用しましょう。


変性シリコンコーキングは後に塗料を乗せる事も可能ですので、
扱いやすく適したコーキングと言えます。






コンクリート塀の上にフェンスなどを設ける場合は、
フェンスの支柱の箇所ごとに目地を設けます。


理由は、フェンスの支柱部分が埋まっている部分は、
コンクリートが薄くなっているので、力が逃げやすく
亀裂が入りやすい性質がございます。


その部分に目地を設けてコーキングをする事で、
目地部分にひびが逃げるので見た目的にひびが目立つ事がございません。






コンクリート塀にはコーキングを上手く活用する事で、
カッコ悪いヒビが無い綺麗な塀を保つ事が出来ます。


コンクリート塀やフェンスの工事を行う場合は、
この部分に注目して行うと万全なコンクリートを作る事が出来ます。






また、同じ原理で考えると、建物の基礎部分にも目地とコーキング充填で、
余計なヒビを目立たなくさせる事が出来ます。


建築に使うコンクリートは土木と比べると薄いので、
亀裂が生じやすくなってしまいます。


薄い空間の中に鉄筋を組んで入れるので、
ますます亀裂が出来てしまう要素満載になってしまいます。


そんな薄いコンクリートには、わざと力が逃げる部分を
作る事で上手く解決させる事が出来ます。